ハーレーのキャブレターに必要な調整とオーバーホールとは

 

キャブレターに必要な調整とオーバーホール

ハーレーを安全に運転するために欠かせないのが、車体の点検です。特にキャブレターは、エンジンを正常な状態で使用するために欠かせない部品です。キャブレターとは気体化したガソリンに空気を混ぜて燃えやすくするための装置のことですが、キャブレターがあることでガソリンを効率よくハーレーのエネルギーにすることができます。キャブレターはハーレーの部品の中でも特に汚れがつきやすい場所であることから、定期的にメンテナンスが必要です。

調子が悪いときでも、キャブレターを調整することで動作がスムーズになることがありますが、ハーレーの状態によっても必要なキャブレターの調整方法は異なります。ハーレーのスピードを上げたとき、加速がスムーズにおこなわれない場合などは、エンジンにトラブルが発生している可能性がありますが、キャブレターを調整することで改善できる場合もあります。
車体から排出される気体が黒っぽくなる場合にも、キャブレターを調整することで修正できることがあります。

ハーレー

キャブレターに汚れがたまってエンジンが正常に作動しない場合には、キャブレターをオーバーホールすることで、汚れをしっかりと取り除くことができます。通常のキャブレターはドライバー一本あれば簡単に分解できます。キャブレターの外側についているねじをはずすことで、内部を開くことができます。オーバーホールをすると内部の部品が外れることがありますが、メンテナンスをし終えた後に元の状態に戻す必要があるため、なくさないように保管しておきます。

キャブレターの内部は分解しても人の指では入れることができない細かい穴が複数あいていますが、穴の中にガソリンの汚れがつまっていることもあるのでクリーニングが必要です。
細いノズルのついている専用のクリーニング液を使用すれば、キャブレターの内部の小さな穴の中まで掃除できます。