ハーレーの車高を調整する方法とは

 

車高を調整する方法

憧れのハーレーを手に入れたら、一番先に行いたいのが車高の調整です。
実はハーレーの車高は、アメリカ人の平均的な体形に合わせて調整されているため、日本人には車高が高すぎる傾向にあります。車高が高すぎると走行中の安定性に影響しますし、停止した時などに足をうまくつけられずに転んでしまう可能性があるため、事前の調整が必要です。そして、車高を調整することで、ハーレーの乗り心地だけでなく、乗っているときの見栄えにも影響するため、乗る前の車高調整は大切になります。

チョッパー

ハーレーの車高は、前輪車軸をつかさどるフロントフォークと後輪部分にあるリアショックのサスペンションで調整が可能で、ともにサスペンションの長さを変えることで、車高を調整することができます。ハーレーのサスペンションは、ばねでショックを吸収するスプリングと、ダンパーとも呼ばれる振動を減衰させる装置のショックアブソーバーの2つのパーツで成り立っています。 ハーレーの車高を調整するためには、スプリング部分を短いものにすることで車高を低くできますし、逆にスプリングを長いものに交換すると車高を高くすることができます。スプリング部分を短くした場合は、走行中の路面のショックを吸収しづらくなります。それで、乗り心地によっては、ショックアブソーバーを柔らかめのものにする必要も出てきます。それぞれのパーツですが、純正品とともにサードパーティーでの調達が可能なので、予算に合わせて選ぶことができます。

ハーレー

ハーレーのサスペンション部分を調整した場合は、遠出など本走行の前には必ず慣らし運転をすることが大切です。
理由は、慣らし運転をしているうちに車高が微妙に変化してくるからです。たいていの場合は、慣らし運転の際に振動などの影響で車高が低くなります。

車高が低すぎてしまうと、視界が悪くなり、荒れた路面などを走ることが難しくなるため、さらなる微調整が必要です。